ザ・少年ジャンプで始まったと思いきや、油断するなよと言わんばかりの怒涛の展開と作者さんを知りたくなるようなキャラクリエイト
何ってまず絵が…イイ
本屋さんに並ぶガチアクタの単行本を見つけてから、しばらく印象が抜けないくらいインパクトのある絵。画と書いたほうが良いのかしら。とりあえずまずは探してみてほしい。
アニメ視聴のみなので、あまり知ったかできませんが、それでも絵が好き。単行本買いに行きます。
魚眼レンズで顔に寄ったときの歪みのようなテイストが入っている感じが、どことなく不安にさせてくるというか、その違和感がこの作品を気にならせる要因の一つのような気がしています。真似して描いてみたくなる。
オリジナリティがあるってこういうことですね
アニメ第1話の冒頭は、世界観の説明描写パートと主人公「ルド」の生活が描かれています。王道の導入という感じ。綺麗な都市エリアでいい暮らしをしている人たちの傍らルドは汚いスラム街にいて、育ての親と暮らしていて、好きな女の子がいて、というような具合。
この女の子「チワ」ちゃんとっても可愛いですが、すぐ離脱。私はスラム街でストーリーが進んでいくもんだと思っていたのでこの子がヒロインなのねーと認識していた。
違いました。本当の舞台は「下」にありました。
冒頭で世界は「都市エリア」「スラム街」の二分割なんだよ、と紹介された後、実は「天界」と「下界」がありました、と。どこまで行っても差別、対立、すごく人間が人間していますね。
なぜ舞台がスラム街から下界へ変わったか?ルドが落とされたからです。大切な育ての親がいきなり謎の集団に殺されて、冤罪をかけられ、すごくスムーズに下界へ落とされてました。落下中ルドは「お前らを 人間を全員地獄に落としてやる」と意志を非常に強く固めていたので、今後の大きな目標としては「天界に戻る」なのかなと。
そんなことより。そんなことよりですね(ルドに失礼)、2話以降の下界パートで出てくるキャラクターや展開される話が序盤とテイスト違いすぎて、大好きになりますよ。
まず女性キャラクターをみた瞬間「はい、こっちでした!!!この作品のヒロインたちはこちらにいらっしゃいました!!!!!チワちゃんじゃありませんでした!!!」とデカい声が出ます。キャラデザが良いというとんでもなく内容の薄い感想で申し訳ないが、キャラデザが良い。声の演技も大変に素敵。特にリヨウちゃん役の花守ゆみりさんの演技が好き。ゆるキャン△のなでしこちゃんのイメージが強かったので、少し気だるげで、でもちゃんと少女、といったリヨウちゃんの演技に出会えて嬉しかった。
オリジナリティ、すごく感じます。例えばルド、序盤見ているととても子どもらしい、従来の主人公らしい。「俺がこう思ってんだ!」の一点集中という印象だが、違う。ルドは人の話を自分の頭の中にある引き出しにちゃんとしまっておける人です。
下界に降りてから出会う人たちと何かすれ違いが起こると、「育ての親はこういう時こうしてみろと言っていたな」と思い出し、それを実践してみることができる。そして思いもよらなかった反応を得て、もっと良い関係を築きたいと次のアクションが取れる。だいたい次のアクションが下手くそすぎてギャグパートになって上手くいかないで終わるという可愛いオチ付き。
ルドだけではなくキャラクターみんなの人間的な成長や葛藤の部分を、なんでもないように描ける作者さんなのだなあと思ったのです。見せ場です!という主張がなく、ガチアクタのストーリーの一部とキャラクターの人生の一部のバランスが絶妙だなと感じているのです。
そこが初めて抱く感想だな、オリジナリティだなと私は思います。
締めます
キャラクター一人ひとり満足いくまで語りたい。
2クールまで見終わった感想、アモちゃん幸せになってね。花澤香菜さんの演技凄すぎておののいた。
